Cupra
Jul 28, 2022
「 日本の夏にキュプラを纏って 」
私にとって夏の定番アイテムとも言えるURUのキュプラシリーズ。
長らくブランドを象徴するアイテムとして展開してきましたが、今回は日本の文化を背景に新たな可能性を秘めたキュプラを世に出したいとの思いからこの企画はスタートしました。
そんな矢先にとある伝統染色手法に出会います。
その名は有松鳴海絞り。
この染色手法の歴史は古く、400年以上も前からその伝統と技術を継承し今尚着物を中心に染色加工製品を世に生み出しています。
絞り染めはコットンやシルクなどの天然素材を染めることが基本で、キュプラのような扱いの難しい素材の染色はあまり前例がありません。
新たな素材を使い、伝統的な手法で染め上げる。
本来は相反するモダンとクラシックという要素がうまく融合したキュプラ素材を、私たちの理想通りに昇華できたのはやはり長い歴史を誇る熟練の職人さんたちの力でした。
この夏、これまでにないURUのキュプラができたと思います。
お祭りの匂いや、風鈴の音。
この伝統手法によって生まれたアイテムを纏って日本の夏を感じる日を今から楽しみにしています。
皆様にも是非店頭にてご覧いただけたら幸いです。